突然のリストラ（転籍）

妻と子供二人、家族4人で平凡ながらも幸せな生活を送っていた私・・・。

念願の夢のマイホームを購入しようとして楽しく日々マイホーム探しをしていた私・・・。

大学卒業後に某大手の電機メーカーにずっと勤務しそれまで「無遅刻無欠勤」で真面目一辺倒に働き続けてきた私・・・。

現在勤めている大手企業に定年まで安定して勤続できると信じて疑わなかった私・・・。

そして、家族4人でその後も幸せな家庭を過ごせると信じて疑わなかった私・・・。


夢のマイホーム購入目前で心がバラ色だった私にある日悪魔がやってきたのです！

それは突然のリストラ勧告です！

ある日私は上司に呼ばれました。
「個人面談」だそうです。
何だろうと思い上司のところに個人面談に出向く私。

誰もいない会議室に入る私。
上司が神妙な顔をして座っておりました。

その時点で私は何か不吉な予感が走ったのです。
もしかして・・・。

そうです！そのもしかしてです。

私は、子会社に「転籍」するようにと「辞令」を受けたのです。

「えっ！？転籍って何？」・・・当時の私は転籍とうい言葉の意味がわかっておりませんでした。

なので上司から「転籍の辞令」を受けた時はそれほどショックではなかったのです。

しかし、後で調べたところ「転籍」という言葉の意味の重大性を知るにつれて私の顔が真っ青にかわっていったのです。

海の潮が干潮でサ～～～ッと引くような感じです。
私の血の気が一気に引いていったのです。

そして私は天国から地獄に一気に落ちて行ったのです。

⇒次回に続く

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